2016年3月12日土曜日

マエケンの後釜は誰だ①

去年の黒田加入とは反対に今年はマエケンのメジャー移籍。この理由が大きく今年のカープの前評判は高いとは言えません(シーズン順位予想もやる予定です)

「マエケンがいないから今年のカープは終わりね」じゃ面白くない話し
どうせならマエケンが抜けた代わりに誰が出てくるのか。それを探していきましょう

ということでまずは今回使うデータです
2006年からFAまたはポスティングで移籍した投手の一部
・松坂
・井川
・黒田
・川上憲伸
・上原
・高橋尚
・小林宏
・杉内
・ダルビッシュ
・和田毅
・岩隈
・田中将
以上の投手たちをピックアップしました
この投手たちの移籍前年度のチーム投球回上位5名と移籍後のチーム投球回上位5名を見ていきます
今回は2006年から2009年まで所属していた松坂、井川、黒田、川上憲伸、上原、高橋尚で2010年からのものは次回に予定しています

それでは以下が結果です
黄色が上記該当選手。青色が新たに出てきた日本人投手です。



チーム防御率3.13(リーグ2位) → チーム防御率3.56(リーグ1位)



チーム防御率3.64(リーグ3位) → チーム防御率3.82(リーグ5位)



チーム防御率4.22(リーグ6位) → チーム防御率3.78(リーグ5位)



チーム防御率3.53(リーグ3位) → チーム防御率3.17(リーグ2位)



チーム防御率3.37(リーグ2位) → チーム防御率2.94(リーグ1位)



チーム防御率2.94(リーグ1位) → チーム防御率3.89(リーグ3位)

以上が結果になりました
これを見ると

タイガース
井川→上園

ライオンズ
松坂→岸

カープ
黒田→前田健

ドラゴンズ
川上憲→吉見

ジャイアンツ
上原→東野

と新たに頭角を現す若手投手は出てきているようです
この中で唯一の例外は2009→2010のジャイアンツでしょうか
エース格が2年続けて抜けるとキツイといえるのかもしれません

新たに出てくる投手のおかげかチーム防御率にも大きな変化は見られません(リーグ順位の変動を加算していくと±0になります)

ただ面白いのは2006→2007タイガースの変化です
チーム防御率のリーグ順位だけを見ると06年より07年の方が良いのですが、先発防御率に目を向けると06年3.22(リーグ2位)から07年4.45(リーグ5位)と大幅に悪化しています
これは井川という絶対的エースをの穴をJFKに代表される豊満なリリーフ陣全体でカバーした形といえそうです


さて今回はここまでで次回は2010年以降を見ていこうと思います
そして肝心の2016年カープで頭角を現す投手は誰なのか...


説明不足や至らぬ点など多々あると思います
分からないことや要望があればコメント頂ければ幸いです

マエケンの後釜は誰だ②→


参考URL
NPB公式サイト

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