2016年3月10日木曜日

新外国人ヘーゲンスを徹底分析

今年のカープの外国人枠の使い方は恐らく野手2、投手2が基本だと思います
となると現状ジョンソンが確定でルナ、エルドレッド、プライディで2枠
そして新外国人のジャクソンとヘーゲンスで残りの1枠となりそうです

そこで前回書いたジャクソンと今回のヘーゲンスですが、セットアッパーとしての役割ならジャクソンの方が1日の長がありそうです。

なぜなら
っとまずは基本情報から書いていきます

ブレイディン・ヘーゲンス
1989年5月12日生まれ(今年27歳)
190cm95kg
右投右打

メジャー経験は2014年の2試合のみです
0勝1敗 防御率3.38
試合数が少なすぎて正当な評価は出来ませんが2.2イニングで四球が3つもあるので制球には苦しんだようです

マイナーの成績を見てみると昨年はAAとAAAが半々ずつ
一昨年はAAがメインとメジャーだけでなくAAAでの実績も乏しいです

日本は一部のチームに3軍があるとはいえメインは1軍と2軍のみです
対してアメリカのメジャーリーグはMLB(1軍)、AAA(2軍。日本でマイナーと言えばここを指すことが多い。実際はAAA以下はマイナー)、AA(3軍)、A(4軍)、ルーキー(5軍)と規模が大きいです

日本のプロ野球のレベルは一般的にAAAAつまりメジャーの1.5軍と言われています
その為日本に来る助っ人の多くはAAAでは活躍しているがMLBでは苦戦している中堅からベテランが多いというわけです

だからこのサイトでは比較的日本のレベルに近いMLBとAAAの成績を参考にそれ以下のリーグは参考していません(必要と思ったデータに関しては書いています)


と少し脱線してしまいましたが以下がヘーゲンスが昨年残したAAAでの成績です
14試合70.2投球回
5勝5敗防御率2.67
被本塁打率0.3(0.8)
与四球率3.3(3.3)
奪三振率6.4(7.3)

14試合登板中12試合が先発登板と先発がメインでした
この辺りがジャクソンの方にセットアッパーとして有利な理由です
そして成績の方ですが被本塁打率が優秀の他は平均的です
といっても被本塁打率は非常に重要な数字なので期待は持てそうです
まあその被本塁打率もジャクソンとあまり変わらないのですが…。

実際問題、当初の球団の意図ではヘーゲンスは助っ人の助っ人、ジョンソンかジャクソンが故障または不調になった時の代理なのでしょう

しかしながらヘーゲンスはまだ26歳(カープで言えば菊丸世代)と助っ人外国人にしては若いです
日本の水に合って成長出来れば面白い存在になりそうなのもまた確かです


というところで今回は終わります

説明不足や至らぬ点など多々あると思います
分からないことや要望があればコメント頂ければ幸いです

参考URL
http://www.baseball-reference.com/

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